蚊を使った実験
様々なメーカー、販売店、雑誌、テレビなどの方が、蚊を使った実験を依頼されて行ってきました。根本的なきっかけは「実際に蚊がどういう動きをするか」に尽きます。メーカー、販売店さんは「効果があるデータ」を得て、販売促進につなげる、消費者室に問い合わせが来た際の、バックデータとすることが多いです。雑誌、テレビさんにおいても、「蚊はこういう動きをする」「蚊への警鐘をする」「蚊の対策を紹介する」というシナリオが既にあることが多いです。
「蚊に効果がある!」と輸入品で販売しても、日本で試験していないから試験が必要、という場合もあります。
低予算の方は、蚊がとまっている、とまっていないイメージ写真作りのために、蚊を購入して撮影されることもあります。「消費者に分かりやすくする資料を作る」という点では、何も蚊を使用しないよりは、進んだ動きと言えましょう。
コロナウイルスで大変な中、個人でできることはマスクや換気や消毒で、そんなにたくさんの対策商品はありませんね。
それに比べると、蚊は殺虫剤のほかにも、蚊帳、蚊捕獲器、蚊取りラケット、そして公式には日本で蚊よけ商品として販売できないものの、レモンユーカリ油、ハッカ油など、虫除けになるし、蚊よけ効果もあるもの、など、まだまだ商品開発の余地があります。
日焼け止め剤に虫よけ成分を入れて両方の効果を狙うなど、効果のほか、便利さの追求、殺虫剤を使わない蚊捕獲器の開発など、消費者が求める商品はまだまだ可能性を秘めています。
当社としても、そうした商品開発のために、蚊を使用して試験して効果を判定することは、開発の一助となって喜ばしいことです。
蚊対策商品にも大きな商機あり!
皆様の挑戦に期待しています。
芳香剤の試験
置くだけで蚊が寄ってこない、こうした商品の評価はなかなか難しいです。アクリルパイプを使って、初めの蚊の位置から遠い位置に検体(商品)を置いて、そちらへ行くのを嫌がるかの試験をします。
近年、蚊よけ商品に取り組む企業が減っているということは、競争相手が少ないとも言えます。あまり他の企業が手がけないことを進めて、勝利があるかもしれません。必ず現れる蚊よけ商品に取り組む企業を応援します!
蚊よけ、ユスリカ、チョウバエなどの不快害虫よけの商品が店頭や、ネット通販サイトに並ぶ頃です。ピレスロイド系殺虫成分を使用しているものは、濃度や揮散しやすさにもよりますが、ある程度の効果が見込まれます。一方、野外では風もあるため、期待通りの効果が出るかは使用環境次第でもあります。
「蚊よけ」とは表示できず「虫よけ」として販売するしかない商品も多くあり、レモンユーカリ、ハッカ、ヒノキチオールなどを使った商品があります。これらは、香りの強さによって、効果が大きく左右されます。当然、香りが強いほど効果が高いのですが、当然、コストが高くなり、価格も上げざるを得ないものとなって、その結果、高すぎて売れないものになることがあります。
安い価格で効果のある濃度を知るためには、実際にヒトスジシマカといった蚊、セスジユスリカ、オオチョウバエを使って、虫よけ剤を塗布しない状態、設置しない状態と比較して、効果の有無を実験して確かめることが早道です。
有限会社モストップでは、ヒトスジシマカ、セスジユスリカ、オオチョウバエ、チャバネゴキブリ、クロゴキブリを使った試験が実施でき、開発に役立てたり、消費者からの問合せに、効果があることを自信を持って示せるデータ作りができます。